フレンチトースト

前田弘貴が子供の頃に料理したものと言うと、一番に思い浮かぶ物は、卵焼きです。朝食や夕飯の際に、卵焼きを作ると家族が喜んでくれて、もっと上手く料理ができるようになりたいと意欲が出ていた事を思い出します。そして、卵焼き以外に作っていた物が、フレンチトーストです。フレンチトーストと言うと、お洒落なカフェなどで、若い女性が食べているイメージが最近はありますが、昔からある定番料理でもあります。前田弘貴がこのメニューに出会ったのは、家にあった料理のレシピ本だったと記憶しています。子供だった前田弘貴は、自分でお菓子を作って、思いっ切り食べたいと思っていました。そして、それを実現するために、レシピ本を開いたのですが、大多数のレシピには無塩バターが必要でした。普通のバターならば、冷蔵庫に入っているものの、無塩バターは見かけた事がなかったので、無塩バターを使ったお菓子は除外して行きました。他にも、見た事がない材料を使ったお菓子は沢山あり、自分でお菓子を作る事は難しいのではないかと諦めかけていた時に出会ったのが、フレンチトーストでした。牛乳や卵に砂糖。家にある材料で作れるのです。バニラエッセンスも材料に書かれていたのですが、数滴だけだったので省く事にしました。そして完成したフレンチトーストは、フワフワでプリンのような風味がして、とても美味しかったです。それ以降、お腹が減った際の定番メニューとなりました。


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  • 最終更新:2017-07-27 09:43:05

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